2003年度下半期 / Winter Semester of Year 2003
2004/02/22
-24
ソウルから福岡までサーフェス移動ツアー 2003.2.24〜26
 

 2泊3日のソウル滞在の後,家田,朴乃仙,小野田,切通の4人で,レンタカーで釜山に向かい,更に船で福岡に至るルートを全て地上(水上)で移動しました.韓国の大きさ感覚と韓国と日本の距離感覚を体感しようというわけです.まずはソウルでレンタカーを借りて出発.ソウルは道が複雑な上,交通ルールも違うので,市内を抜けるのに結構手間取ってしまいました.何とか市内を脱出し,高速道路に乗って南東へ向かいます.韓国の高速道路は整備水準が高く,快適に走ることができます.現在韓国ではマンションの建設ラッシュが起きており,高速道路沿線にもいたる所に巨大マンションが林立しています.韓国のマンションは色が派手で,その光景は圧巻でした.

 一日目の目的地は韓国の中央部に位置する河回(ハフェ)という村です.30分もあれば歩いて一周できるこの小さな村では,韓国の伝統的な家屋が多数保存されており,韓国の昔ながらの風景を見ることができます.各家屋では実際に住人が生活を営んでおり,民宿を経営している家もあって,実際に韓国の伝統的な生活を体験することも可能です.朴乃仙の交渉でおばあさんの経営する民宿に泊まることに決めました.夕食は当然韓国家庭料理ですが,卓袱台をみなで囲む食事はさながら昔の日本のようです.部屋の片隅でおじいさんがインターネットをやっているのも面白い光景でした.

 二日目,朝食を済ませてすぐに河回を発ち,韓国第3の都市,大邱(テグ)に向かいました.大邱では昨年の地下鉄火災の現場を視察しました.地下鉄は既に完全復旧し,駅も新しくなっていましたが,人影はまばらです.大邱の次は東の慶州です.ここは古くからの遺跡や寺が残る歴史的な街で,世界文化遺産にも登録されている仏国寺を訪れました.日本の寺とは雰囲気が違い,建物の色使いが鮮やかで,華美な印象を受けました.そして最終目的地の釜山へ向かいました.

 最終日の三日目,ホテルの裏にある釜山タワーに上りました.展望台からは釜山の街が一望できますが,中でも特筆すべきは港です.近年釜山港は急成長を続け,世界有数の港になりましたが,実際にガントリークレーンが所狭しと並び,多種多様の船が行きかっています.さらに港の外には入港待ちの船が数多く待っており,想像以上に活気あふれる港町でした.釜山からは,JR九州などが運行しているジェットフォイル船「ビートル」で福岡に渡りました.200kmの距離を3時間で結びます.3時間といっても釜山を出てしばらくで対馬のそばを通りますから,もう日本の「ケータイ」の範囲です.様々な文化や軍が通ったこの朝鮮海峡をあがめている内にあっという間に福岡に着きました.

2004/02/22
-24
韓国・ソウル市でソウル大学と合同ゼミが行われました。
the Joint Seminer with Seoul Univ. at Seoul City in Korea
 

 

 卒論発表会を終えて直後の2004年2月22日〜24日,韓国ツアーが行われました.ソウル市の手がける一大プロジェクトである清渓川(Cheonggyecheon:チョンゲチョン)復元プロジェクトの見学・説明会や,ソウル大学との合同ゼミ・親睦会など,大変充実したツアーとなりました.

 22日,眼下に富士山をのぞむ好天のもと成田を飛び立った一行は,昼ごろ韓国の仁川国際空港に到着.ソウル市内ではあいにくの天気だったものの,免税店などでショッピングを楽しみました.夜には,韓国の伝統芸能サムルノリの音楽要素を取り入れた非言語劇「NANTA」を鑑賞.厨房を模した舞台で繰り広げられる愉快なかけひきと軽快なリズム,心に響くパーカッションの力強さに一同歓声をあげました.

 23日,午後にSeoul Development Instituteにて清渓川復元プロジェクトに関する説明を賜りました.数十年前のめざましい経済成長のさなかに,かつてソウル中心部を東西方向に流れていた清渓川を覆うように建設された高架道路を,この事業の一環で取り壊し本来の清流を取り戻そうというものでした.午前のうちに高架道路取り壊し現場の見学に行っていたメンバーも多く,この事業の先見性と大胆さに感銘を受けていました.

 その後,ソウル国立大学にて,両大学の交通計画系研究室を中心に総勢40名の規模で合同ゼミが開かれました.ソウル国立大学地球環境システム工学部の朴昌浩先生と全京秀先生に加え,漢陽大学校の金政R先生も参加され,家田と共に基調講演を行いました.続いて,東大側からは鳩山と小野田が,ソウル国立大学からも学生2名が研究報告を行い,それぞれのテーマについて議論を交わしました.ゼミの終了後は,工学部長の韓民九先生も加わって大学構内で懇親会が行われ,引き続き学生のみの宴会が催され,お互いに言葉や文化(お酒の強さ)の違いを越えて親睦を深めることができ,大変充実したものとなりました.
 

 


 

 24日,ソウルから福岡までレンタカーと船で帰る一部のメンバーを残し,名残を惜しみつつソウル市を出発した一行は,持ちきれないほどのおみやげを抱えて,午後無事に成田空港に到着しました.

 

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続いて二次会が行われました。
Then the second party was held.

音楽的・文化的にも交流がなされました。
It was so interesting cultural communication.

ソウル大学の皆様、改めてありがとうございました。
Thank you very much!!!!

2004/02/17
卒業論文発表会が行われました。
Final presentation for graduation thesis
 

 切通良太、小須田啓吾、平松郁巳、藤原裕樹の四名が卒業論文発表会に臨みました。
KIZUSHI Ryota, KOSUDA Keigo, HIRAMATSU Ikumi and FUJIWARA Hiroki had the final defence for their thesis.

 研究室配属後に得た知識をいかんなく発揮できました。
They presented the results of their reserch for a year.

 オメデトー  へ(^^へ)))))(((((ノ^^)ノ うほほーい
Congratulations!!

2004/02/09-10
修士論文発表会が行われました。
Final presentation for master course students
 

 小野田惠一、河野整、堀籠健、松本学の四名が修士論文発表会に臨みました。
ONODA Keiichi, KOUNO Hitoshi, HORIGOME Ken and MATSUMOTO Manabu had the final defence for their master thesis.

 修士課程二年間の勉強の集大成を社会基盤工学の先生方に発表しました。
They presented the results of their reserch for two years.

 オメデトー  ワーイ♪\(^ω^\)( /^ω^)/ワーイ♪
Congratulations!!

2004/01/08
熊谷にてワークショップ開催
 

 

 道路パフォーマンスマネジメント(RPM)の研究を,今年度は典型的地方国道である国道17号線の熊谷区間(約12q)を対象に行いました.そのプロセスは左図に示すように,「道路問診表」→「道路診断書」→「道路処方箋」となっています.中でもとりわけ重要なプロセスは,道路利用者と国交省・警察が一堂に会し,道路に関する諸問題への問題意識を共有するワークショップであり,今年度は2004年1月16日に熊谷市で家田,清水,鳩山,河野のデザインにより実施しました.ワークショップではバスツアーも実施し,その問題意識の共有化効果も測定しました.結果,RPMにおけるこのプロセスの重要性,問題意識の共有化効果が確認できました.

2004/01/08
新年会兼マレーさんの送別会が行われました。
There was New-Year Party & Farewel Party for Dr. Malee.
 

名古屋の名物、きしめん・味噌煮込み・味噌おでんで新年を祝いました。
We celebrated New Year by eating Nagoya traditional dishes.

そして1年間二ヶ月の間、研究室の活動を共にしたマレーさんの送別会が行われました。日本の交通政策について調査結果を携え、来月タイに戻られるようです。お体に気をつけてください。
And it was held Ferewel Party for Dr. Malee who had came from Thailand to reserch Japanese transport planning. She had been in our lab. for 14 months. Thank you, Malee.

2004/01/07
新年スキーツアー 〜家田杯争奪スキーリレーで盛り上がる〜
We went to one day ski tour.
 

 2004年1月4日,今年も論文提出が迫る中,交通研恒例行事である新年スキーツアーが敢行されました.
 年明け早々GALA湯沢スキー場への日帰りという行程で早朝の新幹線では眠そうだった参加者も,スキー場へ到着するなり一面の銀世界の中で元気よくスキー・スノボを銘々に楽しみました.また,今年から「家田杯」なる全員参加のスキーリレーが催され,白熱した盛り上がりを見せました.

帰りはグリーン車をほぼ貸切という、幹事の河野君が貴重な体験をアレンジしてくれました。みんなハッピーですな。
We reserved first seat on the homeward Shinkansen, and we could have a luxuary journey.

2003/12/26
冬ゼミと忘年会がありました。
There was Winter Seminar & Year-end Party!!
 

冬ゼミとして、今年度末に論文を発表する学生全員が研究発表を行いました。
The students who submit thesis this year presented their studies.

その後、忘年会として御茶ノ水の「和民」に行きました。今年の研究室の「各種」発展に貢献した人たちを称え、めでたく2003年は終了。
Then we went to "WATAMI" restaurant at Ochanomizu for Year-end party. And Dr. Kato gave some awards to students who develop TRIP Lab. Then Year 2003 come to a happy conclusion.

2003/11/08
秋ゼミを行いました。
Autumn Seminar was held.
 

 2003年11月8日,三浦半島で秋の一日を楽しみました.テーマはこれから本格化する論文作業へ向けて「みかんで風邪対策をしよう!」,「マグロの兜焼きでDHAを補給しよう!」の二つでした.
  みかん農園は津久井浜駅から歩いて10分ほどの場所.みかん狩りでは加藤の愛娘も大活躍でした.自然の中で食べるみかんの味は格別でした.
  その後バスで三崎港まで移動し,メインディッシュをマグロの兜焼きとして昼食をとりました.とても迫力のある外見とそのふくよかな味のギャップが印象的な料理でした.普段は研究漬けになっている論文生たちにとって,とても良い息抜きになったようですし,留学生たちもその貴重な体験にとても驚き,喜んでいました.

2003/10/08
馬さんの歓迎会を行いました。
There was Welcome party for Ma-san.

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