KATO, Hironori - 加藤浩徳
Personal Info.
- Position: 東京大学大学院工学系研究科 教授
- E-mail: kato @ civil.t.u-tokyo.ac.jp
- Telephone: 03-5841-7451
- Fax: 03-5841-7496
- Address: 東京都文京区本郷7-3-1
- Room: 工学部11号館3階・加藤浩徳 教授室
- Lab: 国際プロジェクト研究室(Web/Facebook


これまでの研究内容と今後の展開

私は,これまで30年以上にわたり,一貫して交通計画・政策に関わる研究に携わってきました.交通計画とは,人々や物資の動きを主な対象として,新たな技術の開発や各種政策の導入・実施等を通して,社会全体にとって望ましい姿を見出し,かつその方向へ誘導することを主な目的とする学問分野です.具体的には,交通需要予測や交通プロジェクト評価に関する研究,交通インフラ整備・計画の合意形成に関する研究,交通時間価値に関する研究,公共政策立案における問題構造化の研究,アクティビティベーストアプローチによる交通行動分析などに取り組んできました.

2005年頃からはこれらの研究課題に加えて,国際的な交通政策・計画や,開発途上国のインフラ計画に関わる研究にも取り組みはじめました.昨今,世界経済のグローバル化,先進国の景気低迷,および開発途上地域の急速な経済成長をベースに,成長著しい新興国を,従来までのような開発援助対象としてではなく,新たな市場として取り込もうとする考え方が,先進国の間で広まってきています.ここでは,インフラをはじめとする我が国の技術や知識をいかに国際マーケットへ展開するかが求められています.こうした社会的要請を考慮しつつ,途上国開発援助の視点に加えて,我が国のビジネスの海外展開の視点からも国際プロジェクト学に関する研究を行ってきました.

最近では,これまでの知識と経験をさらに統合・発展させ,国際的な研究者ネットワークを最大限に活用しつつ,日本を含むグローバルな視点から,主に公共交通に関連する各種政策課題にチャレンジしています.ここには,高速鉄道や高速バス,航空・空港,海上交通・港湾などといった都市間・国際幹線交通や,地下鉄,都市鉄道,BRT,バス,タクシー,RHAなどの都市内モビリティが含まれます.今後は,国内外の実務者や研究者との密接な協力のもと,公共政策的なアプローチから交通政策研究に取り組んでいきたいと考えています.

専門分野
主な所属学会
最近の主な研究課題
    詳細については,最近の研究をご覧ください.

主な学生教育・指導
    詳細については,教育(講義等),および指導学生の研究紹介をご覧ください.

最近の主な受賞
最近の主な著書
最近の主な研究業績
    その他,詳細については,CV(和文)Reseachmap,またはTRIDをご覧ください.

最近の主な社会的活動

    その他,詳細については,社会的貢献をご覧ください.

主な審議会等への貢献
主な国際誌編集への貢献


CV(和文)教育(講義等)社会的貢献最近の研究研究内容の紹介その他

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